「家族のために働いているのに、家族との時間がない」
会社員時代、私はずっとそう感じていました。帰宅はいつも夜遅く、子どもはとっくに眠っている時間。「おかえり」の声を聞いた記憶が、ほとんどない。それが当たり前だと思っていた頃の話です。
この記事では、フリーランスを選ぶに至った私の体験と、朝3時半起きの暮らしで「家族との時間を取り戻した話」を書きます。
苦しかった会社員時代
片道2時間の通勤に加え、次男の通院が重なった時期がありました。有給休暇はすぐに使い果たし、欠勤扱いの日が増えていく。「会社に迷惑をかけている」という罪悪感を抱えながらも、休まなければ家族が回らない。そんな状況に追い詰められていました。
転機になった、ある日の動画
決定的な転機は、次男の行事に参加できなかった日でした。昼休みに妻から送られてきた動画。一生懸命に踊る息子の姿を見たとき、スマホの画面が滲みました。
「自分は、何のために働いているんだろう」
「時間を買う」という決断
「息子の成長を見逃してまで守りたい納期なんて、本当にあるんだろうか」と考え始めると、キャリアや世間体がどうでもよくなりました。私が選んだのは「時間を買う」という決断。会社を辞めて、軽貨物配送の仕事を始めたのです。
朝3時半起きの新しい働き方
午前3時半に起きて、みんなが寝ている時間に働く。8時前には家に戻って、子どもたちを「いってらっしゃい」と送り出せる。昼間と夕方は家族の時間にあてる。
夕方に仕事の手を止めると、玄関から「ただいまー」と声が聞こえる。「おかえり」と返せるようになった日のことを、私は今でも覚えています。
失ったものと、得たもの
収入が劇的に増えたわけでも、キャリアアップしたわけでもありません。でも、得られたものは確かにありました。
- 夕飯の匂いがする部屋で、子どもの話を聞く時間
- 病院への付き添いに余裕を持てる暮らし
- 行事に「行ける」という安心感
働き方は、選び直せる
私は特別な人間ではありません。スキルや貯金があったわけでもない。ただ「今のままは無理だ」と認めて、小さく動いただけ。
もし今、同じように苦しんでいる人がいるなら、伝えたいことがあります。働き方は、選び直せます。周りと同じでなくても、正解じゃなくても、自分と家族に合った形を、少しずつ作っていける。
このブログでは、軽貨物×デザインという少し変わった働き方や、家族との暮らしを大切にする工夫を発信しています。よかったら他の記事も覗いてみてください。

